過酷なロングトレイルから日常までを常に手首で見守ってくれている”究極のライフパートナー”
プロハイカー斉藤正史が最新フラッグシップ「Amazfit T-Rex 3 Pro 48mm」に託す、歩き続けるための信頼
プロハイカー 斉藤正史(さいとう・まさふみ)さん

アメリカの三大ロングトレイル(アパラチアン・トレイル、パシフィック・クレスト・トレイル、コンチネンタル・ディバイド・トレイル)をはじめ、国内外の果てしない道を自らの足で踏破してきたプロハイカー、斉藤正史さん。一度旅に出ると何ヶ月もの間、大自然の中に身を置き、衣食住のすべてを背負って歩き続けるロング・ディスタンス・ハイキングの世界において、装備の選択は旅の成否に直結する。
そんな厳しい旅において、実はAmazfitの初期モデルから手に入れ、その進化を体感してきたという斉藤さんの現在の相棒は、最新のタフネス最高峰モデル「Amazfit T-Rex 3 Pro 48mm」。
数々の過酷なトレイルを歩き抜いてきたプロフェッショナルが、この最新鋭のラギッドウォッチにどのような「信頼」を見出したのか。フィールドと日常の境目が曖昧なハイキングという世界に身を置く彼ならではのインプレッションをお届けする。

■プロフィール
斉藤正史(さいとう・まさふみ)
2012年より日本で唯一のプロハイカーとして活動。2013年、アメリカ3大ロングトレイルを踏破し、日本人で2人目のトリプルクラウナーとなる。スルーハイク(単年で一気にルートを歩く方法)でのスタイルでトレイルを歩き、スルーハイクで歩いた距離は25,000km以上、地球半周を超える。ハイカーとして歩くだけでなく、上山山岳会や地元山形で蔵王にトレイルを作る「NPO法人YLTクラブ」の活動などを通じて日本でのトレイルカルチャー普及に努める。さらにクアオルトガイド、樹氷・氷瀑の案内、消防団や子供たちの工作の先生などの地域活動にも従事。
最初のスマートウォッチから数年。従来までの認識を完全に超えてきた正確なGPSと圧倒的な安心感
かつてロングトレイルの世界では、時計は「時間と最低限の標高」が分かればいいという道具だった。しかし、数日、時には数週間にわたって携帯の電波すら届かないウィルダネスを歩くハイカーにとって最新の Amazfit は、それがもたらす情報の正確性によって、旅のクオリティと安心感を支える欠かせない装備へと進化を遂げているという。

「僕が初めて手にしたスマートウォッチは、実は4〜5年前に使った初期の Amazfit だったんです。当時はデジタルでログを残す便利さに感動した一方で、深い樹林帯や岩陰に入ったときのGPSのズレや、バッテリーに対する多少の不安もまだありました。そこから数年が経ち、今回『Amazfit T-Rex 3 Pro 48mm』を腕に巻いてフィールドに出たとき、その進化のスピードに本当に驚かされました。


とにかくオフラインマップを読み込ませて歩いたときのGPSの正確さが、以前のモデルに比べると各段にレベルが上がっていますね。デュアルバンド測位の精度が恐ろしく高くて、深い谷底や密集した森のトレイルを歩いていても、自分の位置がログの上で寸分違わず正確にトレースされている。広大なエリアを歩き続けるロングハイクでは、道迷いやルートの見誤りが命取りにもなりかねませんが、手首を見るだけで現在地と地形図、歩いてきた正確な軌跡が一目で分かるという安心感は何物にも代えがたいですね。
視界不良の迷路を打ち破る。冬山遭難リスクを下げる『逸脱アラーム』は初心者にこそ頼りになる
夏と冬とでは、同じ山であってもその表情と危険度はおよそ異なる。特にすべてが雪に覆われる冬山は、登山道が消失し、夏場なら目印になるはずの岩や看板といった目標物が完全に隠れてしまう。地形を正確に読む技術のないハイカーが最も道迷いを起こしやすいこの過酷なシチュエーションにおいて、手首のデバイスが鳴らす警告音は冬山登山の安全性を劇的に変えるポテンシャルを秘めていた。

「事前に設定したGPSルートを入れておき、いざコースを外れるとブルブルと時計が震えて知らせてくれる機能は、特に冬山において絶大な威力を発揮します。冬山は本当に周囲の景色が白一色になって目標物が分かりにくく、ちょっとしたガスや吹雪で一瞬にして方向感覚を失ってしまう。地形を読み解けない人は簡単に迷い込んでしまうんです。

だからこそ、僕自身がフィールドでこの機能を命綱として使うのはもちろん、ガイドとしてお客さんを案内する際にも『こういう機能をしっかり準備してオンにしておけば、遭難するリスクを劇的に下げられるんですよ』と説明する格好の材料になっています。スマートウォッチのナビゲーションをただの便利機能として終わらせるのではなく、登山での命を守るためのセーフティネットとして使えるということをもっと知って欲しいし、その時はこの『逸脱アラーム』機能には非常に高い価値があると感じています」
1週間以上の山行でも充電いらず。驚異的なロングライフとタフなボディが約束する圧倒的な実用主義
従来までのスマートウォッチで、最大の弱点とされてきたのが「バッテリー寿命」だ。毎日充電を強いられる時計は、何日も山にこもるロングハイカーにとっては選択肢にすら入らない。しかし、T-Rex 3 Pro 48mmが叩き出した驚異的なロングライフは、ハイカーのパッキングスタイルそのものに変革をもたらそうとしている。

「ロングトレイルのハイキングにおいて、ザックの軽量化は永遠のテーマです。荷物が1グラム軽くなるだけで、後半の疲労度が見違えるほど変わってくる。従来のスマートウォッチだと、山小屋やテント泊のたびに『バッテリーは大丈夫か』と気に病み、重いモバイルバッテリーやソーラーパネル、専用の充電ケーブルなどをわざわざ装備に加える必要がありました。
でも、このT-Rex 3 Pro 48mmは、標準的な使用なら最大25日間、高精度GPSモードであっても約38時間、GPS長時間バッテリーモードなら85時間という驚異的なスタミナを誇ります。実際に1週間近くハイキングに出かけた際、ベースで100%に充電しておけば、途中で一度も充電器に繋ぐ必要がありませんでした(その時はスポーツモードを使用せず)。長期間のハイクで少しでもバッテリー消費を節約できることは、荷物を削りたいハイカーにとって何よりもありがたく、フィールドでこれ以上ない精神的な余裕を生んでくれます。

さらに、ハードウェアとしての堅牢性も頭一つ抜けていますね。歩いている最中、狭い岩場をすり抜けたり、倒木を乗り越えたりするときに、時計をガツガツと岩や木にぶつけてしまうのは日常茶飯事です。以前の時計ならすぐにベゼルが傷だらけになっていましたが、このグレード5チタン合金のベゼルとダイヤモンド並みに硬いサファイアガラスの組み合わせは、かなり手荒く使っていても今のところ傷らしい傷は見あたりません。道具を甘やかさず、限界まで使い倒せるタフさこそ、僕らハイカーが求めていた本物のクオリティです」
ザックからスマホを出す頻度が激減。手首で完結する各種表示と音声録音メモ機能の「仕事道具」としての利便性
旅が長くなればなるほど、スマートフォンは壊したくないデリケートな存在であり、同時にバッテリーを温存したい貴重な情報源となる。山を歩きながらスマホを取り出す回数を減らすことは、単なる手間の削減ではなく、画面割れや紛失といったフィールド上のリスクマネジメントそのものだ。

「T-Rex 3 Proを使い始めてから、フィールドでも日常でも、スマートフォンを見る機会が本当にガクッと減りました。重要な着信通知はもちろん、事前にダウンロードしておいたマップの確認、GPSログのチェックにいたるまで、すべてが手首の画面だけでスマートに完結してしまうからです。
特に旅を記録するうえで重宝しているのが、歩行中にアイデアが浮かんだ際、時計だけでさっと音声を録音できる機能です。歩いている最中、大自然の静寂の中でふと素晴らしい言葉やアイデア、フレーズが降ってくる瞬間がある。そんな時、わざわざザックを下ろしてノートを出したり、ポケットからスマホを取り出したりする必要がありません。スマホを出すとどうしても落下させて岩で画面を割るリスクがありますが、時計なら手首に向かって話すだけで素早く録音ができる。

録音した音声は後からスマートフォンに同期して簡単に文字起こしができるので、日記やレポートの中身が驚くほど濃くなりました。この『手首から動かずにすべてを記録・確認できる』という快適さは、ロングトレイルを旅する人間にとってこの上ない効率化であり、利便性ですね」
行動中のログだけではない。食事も睡眠も、24時間見守ってくれる「専属トレーナー」
ロングトレイルで実は歩くことよりも重要なのが、1日何十キロも歩いた後の「翌日への回復」だ。どんなに優れた体力を持っていても、毎晩の睡眠が浅く、栄養が偏っていれば、何日も連続して歩き続けることはできない。斉藤さんが今回のProモデルで驚かされたのは、ハイク中の機能だけではなく、日常とリカバリーまでも包括的に管理できるという「万能さ」だった。
「歩いている最中の心拍数や累積標高を確認するのももちろん大切ですが、僕がこの時計を24時間外さなくなった決定的な理由は、山の中だけでなく、テントに入ってからの『静』の時間にあります。
ロングハイクでは、毎日どれだけ効率よく回復させられるかも重要です。T-Rex 3 Proは、睡眠の質や前日のワークアウト負荷をトータルで分析し、翌朝の自分の身体のエネルギー状態を『Hybrid Charge(ハイブリッドチャージ)』として数値化してくれますので、身体の感覚だけに頼らず、少し数値が悪ければ翌日は歩くペースを少し落としたり、早めにテントを設営して休むといった客観的なセルフマネジメントができるんです。

さらに、スマホアプリで自分が食べたものの写真を撮るだけで、カロリーや脂質バランスを一瞬でAIが計算してくれる食事管理機能も欠かせません。最近アメリカでお世話になった人に「この機能おもしろいね」と言われて試してみたのですが、想像以上に名前やカロリーなどの精度が高くてびっくりしました。

長期間のハイクでは食事が偏りがちになり、必要な栄養が不足して筋肉が削られてしまうことが多いのですが、この時計とアプリの循環(エコシステム)があれば、誰に頼ることもなく自分で完璧な栄養とリカバリーのサイクルを作ることができる。
日々のトレーニングでも大活躍しています。例えばインターバルトレーニングで時間と強度を管理したり、自転車トレーニングでも、今まで自分の感覚に頼って運動量を推測していたのですが、GPSと心拍数、標高差などを複合的に分析して総合的な運動量が分かるので、常に効果的なフィットネスプログラムが実施できています。
日常から本番のハイキングまで、運動し過ぎによる怪我を防いで最後まで高いパフォーマンスを維持するための『専属トレーナー』が、常に手首で見守ってくれている感覚です」
遠く離れた家族を繋ぐ、命の見守り機能。高齢の母親を支える日常のセーフティネット
斉藤さんがAmazfitのエコシステムに見出した「命を守る万能さ」は、地球の裏側の過酷なロングトレイルだけでなく、日本で暮らす大切な「家族の日常」にまで広がっていた。大自然の中での危機管理能力に長けたプロハイカーだからこそ、離れて暮らす高齢の親の見守り手段として、このスマートウォッチが持つポテンシャルを誰よりも高く評価している。

「実は、僕の高齢の母親にも Amazfit を日常的に装着してもらっているんです。Zeppアプリの『家族機能』を使えば、自分が海外や遠い山のフィールドにいたとしても、母親の起床時間や日々の歩数といった活動状況をリアルタイムで手元から確認できます。僕の母親は以前、大きな病気を経験しているため、もし時計をつけているのに全く動きがないような異常を察知した場合は、日本にいる妹にすぐに連絡を入れて状況を直接確認してもらう、という連携体制を取っています。離れて暮らす高齢の親の安否確認として、これほど心強く、有効な手段はありません。

それに、この時計は母親自身の日常生活の質も豊かに変えてくれているんです。母親はよく庭いじりをしているのですが、その時はどうしてもスマートフォンを近くに持ち歩かないため、大事な電話に気づかないことがよくありました。原因をたどればシンプルですが、今は時計が手首でブルブルと着信を通知してくれるので、すぐに対応できるようになりました。
さらに、アプリの画面にその日の歩数が分かりやすく大きな数字で表示されるのが嬉しいみたいで、本人はまるで『高性能な万歩計』を持っているような感覚で楽しんでいます。毎日数字が積み上がっていくのが見えることで、自然と『今日ももう少し歩いてみよう』という健康への意欲にも繋がっています」

次の1,000kmも、この腕とともに。マルチアクティビティで挑む新たなロングトレイルへの決意
プロハイカーとしての飽くなき挑戦は、これからも続いていく。斉藤さんが新たに踏み出す挑戦の舞台は、西オーストラリアに位置する全長約1,000kmの徒歩・自転車専用トレイル「ムンダビディトレイル」の横断旅だ。ハイキングとサイクリングが交錯するこの壮大なマルチアクティビティの旅において、あらゆるフィールドに応える「Amazfit T-Rex 3 Pro 48mm」は、まさに彼の腕で真価を発揮することになる。
「次の大きな挑戦として、オーストラリアのムンダビディトレイル約1,000kmの横断に出発します。このトレイルは歩くだけでなく自転車での走破も含まれる特殊で魅力的なルートなのですが、ハイキングだけでなくサイクリングをはじめとする多彩なアクティビティにハイレベルで対応してくれるのも、Amazfit の大きな強みだと感じています。各種モードでのログの正確性はもちろん、タフさ、バッテリーライフ、ナビゲーションまで、今回の過酷な1,000kmの旅でもその性能をフルに活用して挑むつもりです。
果てしないウィルダネスに挑む過酷な挑戦から、日々のトレーニング、そして離れて暮らす家族の安全を見守る日常まで。僕にとって Amazfit は単なる道具の域を超えて、人生の歩みを常に足元と手首から支え続けてくれる究極のパートナーです。この厚い信頼とともに、また新しい一歩を踏み出してきます」



